YASさん ~The World~

デザインから日常から~

小学・中学からの~


A「おいYAS、肩パンしようぜ」

YAS「カタパン?(固い…パン…?)」

A「ジャンケンして勝ったほうが相手の肩に本気でパンチすんねん(周りで仲間ニヤニヤ)」

YAS「(あー、それで肩パンか…)うん…」

A「ジャンケンポン!よっしゃ!勝ちィ~!オラ、肩出せや!」

YAS「………」

A「オラァ!(殴る)」

YAS「………」

A「痛いか!?痛いか!??」

YAS「まァ…うん…」

A「よっしゃ!次やるぞ!」

YAS「え?まだやんの?」

A「当たり前やろ!ほら!ジャンケンポン!」

YAS「………(勝)」

A「おっ?オラオラ、殴ってみろや~」

YAS「じゃあ…(本気で殴る)」

A「……ッ!?(まさか本当に本気で殴って来るとは夢にも思ってなかった)」

YAS「………」

A「お、おうっ、なかなかやんけ…次や次!」

YAS「いや、次体育やで。もう行かな遅れるやん」

A「………」








YASさんはそんなタイプの人間でした。

そんな非道なイジメを受けながらも、学校は行ってましたし、高校になったらなったで、そのA君から電話かかってきて、仲間集めて今からバスケするからお前も来い!という人権無視の誘いを受けては、夜な夜な中学校の体育館に侵入し(どうやって入ったとか電気を点けたかとかは不明)、皆で汗を流し、バスケおもしれェ~!という青春を分かち合い、バイク貸してやったりとかもしました。

「昨日の敵は今日の友」
そんな感じなんですかね?知らんけど。