YASさん ~The World~

デザインから日常から~

トライバルデザイン

ふと疑問に思ったンですけど、一般(?)的に「トライバルデザイン」を依頼しようと思ったらどうするンでしょうね?

タトゥーの場合、トライバルモチーフを雑誌やネットで見てみたり、彫り師さんに直接相談してみたりってのが流れとしては普通なのだと思いますけど、タトゥーじゃないけどトライバルデザインがいい!という場合には、何をどう調べるもんなんですかね?

試しに「トライバル 依頼」でググってみたところ、Twitter経由で鵺右衛門さん、GAIさん、nao-run.さん、のお三方がヒットしました。それ以外だと、フリー素材の使い回しすればいいやろーみたいなデザイン会社ぐらいでした。

トライバルデザイン自体の需要はそこそこあるンですよ。しかし、トライバル=タトゥーの印象が根強く(まァ事実そうなんだから仕方ないンやけど)、何処の誰にどうやって依頼すれば分からないと思われている事が多いという事です。
「会社(もしくはチーム)のロゴにトライバルを起用したいけど、タトゥーで彫るワケではないから彫り師さんに相談するのはちょっと違うよなァ…頼みづらいし…そもそも依頼していいのかどうかも分かんねェ…」という考えがあり、行き場を失ってる状態なんですよ。そりゃそうだろうなと思います。まさかトライバルデザイナーという、それに特化した存在がいるなんて考えもしないでしょうから。








彫り師さんの場合、デザイン料金は施術料金の中に含まれている事がほとんどです。持ち込みデザインであろうがフリー素材であろうが彫り師さんにお願いしようが、料金は変わりません(勿論スタジオによって異なると思いますので、そのへんは悪しからず…)。
要するに、タトゥーの場合はデザイン料金は無料という事です。トライバルであろうが和柄であろうがニュー/オールドスクールであろうが。

それに引きかえ、トライバルデザイナーは施術なしのデザインのみで料金を頂くワケです。彫り師さん達から疎まれても仕方がないような立ち位置です。快く思っていない彫り師さんは沢山いらっしゃるのではないかと思います。

だからこそ、トライバルデザイナーを名乗るのであれば、それ相応の知識や技術を備えておくべきだと私は思います。だからと言って全てのジャンルを描けるべきだと言いたいワケではないです。なんか矛盾してますが…。行き着いた先がトライバルというカテゴリーなだけで、デザイナー(もしくはアーティスト)として劣っているとか未熟だと言いたいワケではないです。彫り師さんだってトライバル専門でない限り分からない事もあると思うので。

んんんんんーーーー、、、口下手というかなんというか、上手く言えないのですが、トライバル自体はきっとそこそこ需要があるハズなのに、勿体ないなーって事です。
だからこその「トライバルデザイナー」です。それ専門のデザイナーですよ。昔に比べて描く人も増えました。最初は一人も同胞を見付けられなかったものが、有り難い事に今ではかなり増えました。

しかしながら、需要はあってもどこに依頼したらいいのか分からないって人が多いのが現状です。ネット検索をするのと同じような感覚で、Twitterエゴサかけて、数いるトライバルデザイナーの中から自分の理想に合う人を見つけ出し、そこから依頼へと繋がる…そういう日がKREVAいいのに…と思います。

告知は勿論ですが、私も含め各々がもっと「トライバル」というデザイン、プリミティブアートを提供していけるようになり、研鑽し合えるようになればいいなーと思っております。








うわっ…メッチャ真面目な記事になったやん…

オとすところはしっかりオとしたいねんけど、無理にしようと思ってもしょーもない下ネタしか思い付かん…(クズ)

トライバルは勿論のこと、諧謔的な文章もまだまだ修練が必要だなーと思う、そんな浅春。。